スポーツ外傷
スポーツ外傷はその発生機序から2つに分類できます。
1つは一回の強い力(転倒、衝突など)が加わって発生する外傷であり
骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷など一般的に発生する外傷と違いはあまりありません。
また、直接外力が加わらなくても発生するものもあります。
すなわち自分の筋収縮によって起こるアキレス腱断裂、肉離れ、筋力による骨折です。 |
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スポーツ障害
スポーツ障害は運動により一回の外力は小さくても
局所に反復して小外傷が加わって発生するものであり、一種の
使いすぎ症候群(オーバーユース)です。
これは原因不明の
腰痛、膝痛、肩痛など過使用された部位の痛みなって現れ
スポーツの種目に特有な痛みとして生じます。
また、弱い外力が骨に繰り返し加わったときには疲労骨折を生じます。
この2つは病態も異なるし、治療や特に予防の点で外傷と傷害を分けて考えます。
スポーツ障害は長期的にスポーツをすることによって起こるケガや障害です。
特にスポーツにおける身体のオーバーユースが原因のものが多いですが
成人だけではなく成長期の子供にもよく起こる障害です。

オーバーユース(使いすぎ)に対しては疲労した筋肉をほぐし、筋肉に柔軟性をつける事によって
腱付着部への負担を減らし自然回復へと導きます。
また温熱や電気治療、マッサージなどで新陳代謝を促し
体内の疲労物質を流すことによって早期回復へ導きます。
スポーツ外傷において初期治療の基本は
RICE処置(安静、圧迫、冷却、挙上)であり痛みをやわらげ、腫れを押さえ、患部の安静を保ちます。
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Restー(安静)
怪我をしたときは運動を中断して、動かさないように安静にするのが鉄則です。
Iceー(冷却)
捻挫、肉離れ、骨折など怪我をすると組織が炎症を起こします。
氷などアイシングをすることによって、充血で促進される炎症での細胞破壊拡散を防ぎ、患部の局所循環を抑えることが目的なので、時間は15~20分程度にします。連続で冷やし続けることは良くありません。
Compressionー(圧迫)
患部を圧迫することによって内出血や組織液の浸出による、組織の腫れを防ぎます。
道具は包帯やテーピングなどを使います。
Elevasionー(挙上)
患部を心臓より高い位置に上げることによって、患部の腫れ、炎症を最小限に抑えます。 |
初期のRICE処置をしっかりやることが予後を決定するといっても、過言ではありません。
怪我によってはテーピングや装具を使って固定をし、ストレッチやリハビリを指導させていただきます。
当院でのスポーツ傷害の治療法は以下になります。

テーピングの目的は
外傷・傷害の予防、軽度障害の救急処置、傷害後の機能訓練の補助
傷害の再発防止、関節の柔軟性に対する保護などです。

神経の刺激性を高め、逆に押さえたりさらに他動運動を加えることにより、傷害を受けた部分の拘縮を弱めます。
スポーツマッサージは、単に局所の改善だけではなく、全身の調整作用も持っていて
疲労回復、競技力向上だけでなく傷害の予防や治療に用います。

ストレッチングは力の加わり方により
自分の力で行うもの、他人にしてもらうもの
伸張方法により、反動をつけて行うもの、反動をつけずにある姿勢を維持するもの
に分類されます。
自分の力で、静かに痛くない範囲で一定時間伸張姿勢を維持する方法が、安全で効果も大きい。

リハビリテーションの目的としては
機能回復を阻止する疼痛および二次的に発生する筋緊張の軽減
関節可動域や筋力などの局所機能の回復、全身機能の低下防止があり
これらは各種手段によって行われます。
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樹脂系キャストライトによる捻挫の固定。
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肩関節脱臼、整復後の固定。 |
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軽度捻挫の伸縮テーピングによる固定。
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突き指の非伸縮テープによる固定。
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当院ではスポーツ選手の患者さん1人1人に見合った治療プログラムをたて、障害により失ったパフォーマンスを取り戻します。
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